日本の広島県竹原市瀬戸内海の芸予諸島にある大久野島には、十数人の住民が住み、700匹のかわいいウサギがいる。「ウサギ島」とも呼ばれ、毎年10万人以上の観光客を引きつけている。　

大久野島は第二次世界大戦中、日本の毒ガス工場の所在地だった。毒ガス工場は軍事機密と関係があるため、大久野島は地図から消され、「地図からなくなった島」と呼ばれた。戦争後期、戦局の悪化により生産規模が減り、普通の武器を生産するようになった。

戦後、大久野島は長期にわたって無人島だった。研究施設の中で、試験用のウサギがあたたかい気候と敵がいないという良好な環境下で成長していった。大久野島はウサギの楽園であり、いたるところにウサギがおり、毎年多くの観光客を引きつけている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2013年12月3日