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japanese.china.org.cn | 08. 02. 2014

血塗られたイルカ湾、日本の殺戮を記録

タグ: イルカ漁,残酷,イルカ捕殺

 

毎年10月から翌年4月にかけて、西日本はイルカ漁のシーズンに入る。和歌山県太地町の漁師は専門的な設備を用い、数百頭のイルカを太地湾に追い込む。イルカたちは二度とかつての故郷に戻れなくなる。

日本の残酷なイルカ捕殺は、国際社会から批判を浴び続けている。しかし日本はこれらの抗議を無視し、イルカ捕殺は巨額の利益をもたらす絶対に正常かつ合法的な商業活動であると考えている。

このイルカ捕殺の方法は追い込み漁と呼ばれ、時にはこの方法をクジラの捕殺に用いることもある。イルカは漁船によって太地湾もしくは岸辺に追い込まれる。イルカを逃がさないため、漁船と網で囲い込む。

このような捕殺は物議をかもしており、国際社会から批判され、汚染された肉類は人類の健康に脅威をもたらすとされているが、毎年多くのイルカが捕殺されている。

捕殺エリアに入った一部のイルカはイルカ館に運び込まれる。各国はここで、適当なイルカを選ぶことができる。選ばれたイルカの価格は15万ドルに達する。一部のイルカは海に放たれ、その他のイルカは漁民によって水深の浅い所に追い込まれ、包丁、銛、鉤などの道具で捕殺されるが、大半のイルカは即死しない。日本に捕殺されるのは、バンドウイルカが中心だ。

映画『ザ・コーヴ』が上映されてから、太地町が知られるようになった。この映画は、太地町の住民がイルカを屠殺する全過程を記録した。また日本政府関係者を含む日本人が、いかにこの動物を利用し金を稼いでいるかを、そして海洋館に閉じ込めたイルカを使い試験をする様子を映し出した。イルカの肉には高濃度の水銀、カドミウムなどの汚染物が含まれる。この深刻な汚染は、頻繁にイルカ肉を食する人の健康を脅かす。研究者は以前、妊婦と児童に食用を控えるよう呼びかけた。人々の健康に対する懸念から、イルカ肉の価格が下がり始めている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月9日

 

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