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japanese.china.org.cn | 15. 04. 2014 |
妙趣に満ちた世界の航空史を覗いてみたい?無重力空間を体験をしてみたい?自分の星座が空にかかる不思議な体験をしてみたい?最先端技術を集約したアジア最大規模の韓国済州航空宇宙博物館が8日メディアに初公開された。環球網が14日伝えた。
博物館は韓国済州島(チェジュド)西帰浦市(ソグィポシ)に位置する。敷地面積は約33万平方メートルの4階建てで、1階は航空歴史館、2階は天文宇宙館とテーマ体験館、3階はフードコートとショッピングコーナー、4階は展望台と屋外展示場およびキャンプ場となっている。
この巨大な博物館に足を踏み入れると、まず目に飛び込んで来るのが航空歴史館に展示された35機もの空軍退役戦闘機の模型だ。この戦闘機は韓国空軍が寄贈したもので、朝鮮戦争時代を含め歴史上実際に韓国の領空を守ってきた戦闘機をモデルにしている。1903年にライト兄弟が発明した「ライトフライヤー号」の復元模型も展示されている。
最も魅力的なのが体験コーナーだ。「How Things Fly」では飛行機の構造から機体の飛行に応用される科学原理が分かりやすく紹介されており、まるで巨大な科学実験室をぐるっと回ったような体験ができる。5D映像館「北極星」では360度の立体映像の中で隕石が飛び交う宇宙の旅をリアルに楽しむことができる。「私の星座」では、太陽と惑星の黄道に沿って12の星座が並べられており、巨大スクリーンを通じて自分の星座が空にかかった不思議な感覚を味わえる。また、体験者は自分の顔を合わせたキャラクターを模擬宇宙空間に送り、無重力空間を体験することができる。
4階の展望台からは清浄な海の上にそびえる漢拿山の絶景を見渡すことができる。済州航空宇宙博物館は24日に正式にオープンする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月15日
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