日本は急速にスマートフォン(スマホ)の時代に突入しており、国民の過半数がスマホを所有している。交差点を渡る際にもスマホの使用を続ければ、衝突事故が生じやすくなる。このリスクは無視できない。BBCが伝えた。
スマホは日本で急速に発展した。2012年の普及率は約4分の1のみだったが、現在は国民の過半数がスマホを所有している。この数値は現在も急上昇を続けている。人々はスマホの便利な生活を意識しており、スマホを無視できなくなっている。人々はスマホで新聞やマンガを読めるようになり、日本のマンガも世界に進出した。
しかし利用者の増加により、もう一つの現象が生じている。街頭では、スマホを使いながらうなだれ、無言で歩く人が出現している。研究によると、携帯電話を使う歩行者は歩くスピードを緩めないが、視界は通常の5%のみとなる。一部の人は、これが渋谷にとって何を意味するかを懸念している。
NTTドコモはこのほど、歩行者全員がスマホを使いながら交差点を渡ればどうなるかを調べる模擬実験を行った。その結果、毎回400件以上の衝突事故が発生し、無事に渡れる歩行者は36%のみとなった。本当にそうならば、秩序正しい日本は末路に向かうだろう。
日本に20年以上定住している米国人のマイケルさんは、日本のスマホ族を「沈黙の歩行者」と称しているが、これが長期的な問題になることはないと考えている。日本人は携帯電話のマナーが良く、電車で携帯電話を使う人がほとんどいなく、子供も音を出すことを好まないからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月23日