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japanese.china.org.cn | 30. 07. 2014 |
左目にルーペをつけ、作業代に向かって時計を修理する陳さん
1925年生まれの陳紹霖さんは今年89歳になる。彼は時計修理店を営み、仕事中は正確に時を刻む時計のようである。
陳紹霖さんの時計修理店は長安区蝴蝶腕時計工場の家族居住区域の近くにあり、それほど広くない店内にはびっしり時計がかけられ、机や棚には修理に使う工具や様々なパーツが所狭しと置かれている。陳さんは左目に3倍のルーペをつけ、作業台に向かって時計を修理する。目がかすんだり、耳の聞こえが悪くなったり、手が震えたりすることなく、89歳になっても元気がよく、時計修理士が持つべき体力を維持している。
陳さんの奥さんが亡くなって20年以上が過ぎ、2人の娘と3人の息子は父親が仕事をやめて一家そろって楽しく暮らすことを望んでいるが、陳さんは人は生きている限り怠けてはならず働くべきだと思っており、仕事を続ける意思を貫いている。15歳で時計店で学ぶようになってから89歳になるまで、陳さんが修理した腕時計は1万個に上るという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月29日
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