エボラ出血熱の死者1000人超える 中国の医療スタッフが隔離観察
エボラ出血熱の死者1000人超える 中国の医療スタッフが隔離観察。
タグ： エボラ出血熱 医療スタッフ
発信時間： 2014-08-13 10:03:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
西アフリカのエボラ出血熱による死者が1000人を超えた。世界保健機関（WHO）が11日に発表した統計によると、9日現在、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアの4カ国でのエボラ出血熱感染確認、疑いは1848人に達し、うち1013人が死亡した。7日から9日にかけて、ナイジェリアで新たな感染例、死者は出ていないが、残りの3カ国での新規感染者と疑いは69人、うちリベリアでは新たに45人の感染がわかった。「環球時報」が伝えた。
商務部によると、中国政府が提供した総額3000万元相当の緊急人道援助物資は11日から12日にかけて専用機でギニア、シエラレオネ、リベリアに到着。中国が西アフリカの3カ国に派遣した9人の公共衛生専門家チームは現地に到着し、うち3人の専門家が11日にギニアの首都コナクリに到着した。シエラレオネに派遣された専門家チームも12日に首都のフリータウンに到着した。
ラジオ・フランスなどの外国メディアは11日、在シエラレオネ中国大使館は同日、同国で活動する8人の中国の医療スタッフが隔離されたと発表したと伝えた。中国のシエラレオネ支援医療チームの王耀平隊長は12日、『環球時報』に対し、チームの医師1人が隔離され観察を受けており、まもなく21日間の隔離期間を終えることを明らかにした。在シエラレオネ中国大使館の徐州報道官は11日、同紙に対し、「シエラレオネ・中国友好病院で作業するほかの中国の医療スタッフ7人は隔離観察に入って2週間以上が経つが、今のところ健康状態に問題はない。7人は通常の医学隔離観察を受けただけであり、観察を受けたからといって感染したわけではない」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2014年8月13日
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