仁川アジア大会、中日が競泳で雌雄を決する

仁川アジア大会、中日が競泳で雌雄を決する。 仁川アジア大会の競泳が21日に始まる。アジア大会の歴史を振り返ると、競泳のテーマは中国と日本の競争となっているが、これは今年も例外ではない…

タグ: 仁川アジア大会,日本,五輪,競泳

発信時間: 2014-09-19 15:03:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

仁川アジア大会の競泳が21日に始まる。アジア大会の歴史を振り返ると、競泳のテーマは中国と日本の競争となっているが、これは今年も例外ではない。しかし今年の最大の見所は、中国と韓国の五輪金メダリストである孫楊と朴泰桓の対決だ。

2002年の釜山アジア大会で、競泳の中国代表は20枚の金メダルを獲得し、11枚の日本を圧倒した。4年後のドーハでは、中国と日本が金メダルを16枚ずつ獲得した。広州アジア大会で、中国は金メダルを24枚獲得し、日本は9枚のみだった。仁川アジア大会を前にして、日本は「最大のライバル、中国を撃破」というスローガンを掲げた。中国の目標は、アジア競泳界の王座防衛だ。

中日の競争が激化

仁川アジア大会の競泳は38種目に分かれ、6日間に渡り行われる。中国は61人のそうそうたる顔ぶれを派遣した。中国代表の中には、現役の五輪金メダリスト・世界王者が含まれる。五輪金メダリストの孫楊、葉詩文、焦劉洋、劉子歌の4人、それから傅園慧、徐嘉余、寧沢涛、余賀新、沈鋒などの新世代のスターが出場する。

中国代表の許キ(キは王に奇)コーチは、「歴代のアジア大会で最多となる選手を派遣するが、これは全体の訓練を目的としている。中国代表は、苦戦に対する心の備えができている。日本の選手は最近のパンパシフィック競泳選手権、国内の選手権、特に男子で優れた成績を収めている。中国は昨年の全国体育大会で一部のベテランが引退したため、一部競技で有力選手が不足しているが、勝利を諦めることはない。中国代表の目標は、相手に勝つことだ」と語った。

中国女子は通常、多くの種目で金メダルを獲得できるが、平泳ぎを苦手とする。男子は孫楊が復帰し、寧沢涛と余賀新が短距離の自由形で頭角を現しており、自由形とメドレーリレーで勝利を収める可能性が高い。徐嘉余は背泳ぎで日本人選手と対戦する。

日本は2020年夏季五輪の招致に成功してから、競泳に力を入れている。今回は男女各19人の38人の選手を派遣する。前回の覇者である古賀淳也、松田丈志の他に、萩野公介、入江陵介、瀬戸大也、塩浦慎理という4人の90年代生まれの選手がいる。

日本男子は4種目で世界一流の成績を記録している。萩野公介の200・400メートル個人メドレーは、アジア記録を更新した。ロンドン五輪100メートル背泳ぎで3位、200メートル背泳ぎで2位になった入江陵介は、200メートル背泳ぎの世界記録に迫った。瀬戸大也も200メートルバタフライで好成績を残している。

日本代表の平井伯昌コーチは、「アジアで覇を唱えられなければ、五輪でチャンピオンになることはできない」と述べた。

孫楊と朴泰桓が激突

アジア大会開幕前、孫楊と朴泰桓の一挙手一投足が、各メディアのスポットライトを浴びている。最も注目を集める二人の五輪金メダリストは、200・400・1500メートル個人メドレーで直接対決する。そのうち200メートルの競争が、最大の見所だ。朴泰桓は近年、短距離個人メドレーに力を入れている。孫楊は経験をつけており、元五輪コーチの張亜東に師事してから速度が上がってきている。

朴泰桓は「参加する7種目で金メダルを獲得する」と述べ、孫楊は「朴泰桓はおそらく1枚も金メダルを獲得できない」と応じた。許コーチは、「孫楊は復帰してから間もないが、現在は順調に調整が進んでいる。朴泰桓もコンディションが良く、二人の実力は伯仲している。孫楊は長期的な視野を持つべきだ。アジア大会は復帰に向けた調整で、重要な目標は2016年のリオ五輪だ」と述べた。

孫楊と朴泰桓の直接対決には、日本の名選手の萩野公介(20)が含まれる。荻野は6種目に出場し、200・400メートル個人メドレーで二人と対戦する。荻野のアジア大会の目標は「金メダル総取り」だ。荻野が孫楊と朴泰桓のお株を奪うか、要注目だ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月19日

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