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japanese.china.org.cn | 25. 09. 2014 |
太陽放射、火山活動、大気還流と海流の変化など、工業革命後の人類活動は地球温暖化をはじめとする気候変動を引き起こした。人間の生産活動や生活で生じる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出、土地の利用、都市化などもそうである。1750年以降、地球の温室効果ガスの濃度は人類の活動によって大幅に上昇し、工業化する数十万年前の水準をはるかに上回った。中でも二酸化炭素の濃度は65万年で最悪の水準に達している。
気候変動は海面上昇、極端な天候によるインフラへの危害、都市の酷暑による死亡や病気、干ばつによる食糧不足などのリスクをもたらした。そのほか、貧困や経済問題を深刻化させ、内戦や暴力活動も起きている。9月23日に開かれた国連気候変動サミットは2015年国連気候変動パリ会議前の最も重要な会議の1つといえ、15年までに各国の合意が得られるかにも関わってくる。国連の潘基文事務総長はメディアに対し、「サミットには2つの目標がある。1つは2015年にパリで開催される気候変動会議で合意が得られるよう政治的意思を結集すること。もう1つは温室効果ガスを削減し、気候変動に対するレジリエンスを強化する大胆な措置を促すことである。気候変動に積極的に対応する行動に代替案はない。人類が生存する地球に代わるものはないのである」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月25日
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