写真家のバリー・アンダーウッドさんの作品は、神秘的な大自然が知られていない感動的な伝説を語り、大地の奥深くに眠っている自然の魂を呼び起こすような雰囲気である。

　　アンダーウッドさんは、自身のアート観をSF小説の表現と比べ、「自然は文明と切り離すことができず、人類と科学技術の影響も切り離すことができない。私たちは地球と自然に与えられた便利さに完全に頼っている。科学技術は船と帆のようであり、私たちはこれらを使って前進することができる。しかし、風と波の助けも必要である」と述べた。

　　写真集が伝えたいテーマの1つ「技術の発展と汚染による緊迫した環境問題」について、アンダーウッドさんは、「重苦しい方法で環境問題を説明するのでなく、楽しい方法で注意を引きつけたい。また、じっくり考えれば、画面が暗示する社会と自然の不調和のメッセージが伝わってくる」と話した。

　　「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年9月30日