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japanese.china.org.cn | 11. 10. 2014 |
写真はこの部落の20歳の女性アテヤ・エリギダグネさん。彼女が口にはめている皿は史上最大で直径60センチ近くある。
オーストラリアの映画ロケ隊はこのほど、エチオピアのムルシ族の部落を訪れた。ロケ隊はこの部落の女性が口に丸い皿のような「アクセサリー」をつけていることに驚いた。皿の直径は20センチ近くある。現地の住民によると、この風習は19世紀に始まり、当時ムルシ族の女性はこのような方法で男性を引き付けていたという。
ムルシ族の女性と子供は体に伝統的な模様を施している。口に皿を入れるため、女性は歯を取り除き、上唇の内側を切り、皿で唇を拡張する。耳にも穴を開け、耳たぶを大きくするプレートをつけている。
ムルシ族の女性は下唇を透き通るまで伸ばし、土で作られた皿をはめ込み、唇を大きくする。そのため、彼女たちは「唇に皿をはめた民族」と呼ばれている。
彼女たちは唇の奇形を美とし、皿をはめていない女性は理想の結婚相手を見つけるのが難しい。現在、伝統的なこの装飾をしない女性も増えており、皿をはめた女性は減っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月11日
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