カナス湖は新疆ウイグル自治区のアルタイ地区ブルジン県北部にある有名な淡水湖。面積45.78平方キロメートル、平均水深120メートルで、最も深いところで188.5メートル、貯水量は53.8億立方メートルに達する。三日月の形をしており、氷河の激しい動きが谷の貯水を妨げてできたとされている。カナス湖には「大紅魚」と呼ばれる巨大魚が出没したという伝説もある。その体長は10メートルに上り、科学者は大型の淡水食肉魚のアムールイトウであると推測するが、実際には確認されていない。カナス湖は風景が美しく、四方を林に囲まれており、図瓦人（トワ人）が多く住む。中国の国家5A級観光地に指定されており、その風景は非常に魅力的である。

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2014年10月17日