9日、江西省九江市南部にある世界の名山・廬山の剪刀峡一帯は、「雲海」に包まれた。谷底に目をやると、底知れない剪刀峡からは、ただもくもくと絶え間なく雲霧が沸き起こり、果てしなく空に向かい立ちのぼり、どんどん集まりますます大きくなり、まるで雲煙の海のようだ。雲煙は、風の向くまま、家屋、草木、山の峰や尾根に流れ入り、ほどなくして廬山牯嶺鎮の半分以上が雲海に包まれた。曇りと晴れの濃淡が際立ち、激しい変化は尽きることがない。このようにして、天然の水墨山水画が完成した。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月10日