『南京大虐殺死傷者公祭読本』（中学生版）が11月13日、江蘇省南京市の南京外国語学校で配布された。『読本』（中学生版）は書名『歴史の真相』で、南京大虐殺の発生の主な過程と基本内容を詳しく記述し、「戦前の南京」、「南京保衛戦」、「南京大虐殺」、「救援と暴露」、「歴史の審判」、「記憶と公祭」の6つの部分で構成されている。うち、「南京大虐殺」は本書の重点で、日本軍による集団虐殺、分散虐殺、性的暴力、略奪・焼き払いの暴行、及び民衆の不屈の抗争の史実などを明らかにした。南京大虐殺死傷者国家公祭読本（小学生版）『血火記憶』、中学生版『歴史の真相』に続き、高校生版も引き続き出版、配布されることになっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2014年11月14日