HIV検査実験室の存在を知っている人は多くないだろう。27年目の「世界エイズデー」（12月1日）を前にして、記者は浙江省南通市疾病予防控制センターHIV検査実験室を取材し、研究者の郭陳氏、季霄雷氏の検査の様子を撮影した。 　

同センターの急性伝染病予防課の馬平課長によると、同実験室の検査ネットワークには、1つの市級検査実験室、1つの初期診断センター、61の診断実験室、234の検査場が含まれる。今年に入ってから現在まで、全市で延べ67万人以上に対してHIV抗体検査を実施した。 　

郭氏と季氏によると、両氏は毎週初期診断実験室から送られてきた数十件の再検査標本の検査・実験を行う。両氏はこれまでインフルエンザや手足口病のモニタリングを実施しており、HIV検査を始めてから数ヶ月しか経過していないが、この役割が責任重大であることを肝に銘じており、常に忍耐強く丁寧に検査を行っている。

 

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年12月1日