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重慶市の八中学の英語教師の范家璐さんがこのほどインターネットで話題を呼んでいる。1992年生まれの范家璐さんは重慶八中学の卒業生である。2013年9月、大学4年生だった范家璐さんは八中学で2カ月間実習した。11月、彼女は八中学の採用試験を受け、教員に試験採用された。そのとき、彼女はIELTSに合格し、香港の大学院に入るつもりだったが、八中学への採用が決まり香港行きをあきらめた。「まだ若いから大学院に行く機会はある。重要なのは、一番好きな八中学に戻り、そこの先生になれるということ」と彼女は話した。

多くのネットユーザーは范先生の美貌に注目しているが、生徒は、「先生は見た目だけでなく内面もきれい」と話している。教壇に立ったばかりの范先生は、若いという理由で生徒や父兄、その他の教師から頼りないと思われていたが、他の先生の授業を見て勉強したり、高校時代の英語のノートを見るなどして努力し、1カ月あまりで彼らの見方を変えた。

授業を上手に進める努力だけでなく、范先生は自分なりの方法を多く取り入れた。彼女は授業でアメリカのドラマのシーンや英語のMTVを流したり、授業が終わる前に学生に英語で短いスピーチをさせたりした。このような新しい方法により、22クラスの英語の成績は第1回模擬試験では学年3位だったが、中間テストでは陽光キャンパスの学年1位になった。

学生との交流について、范先生は「生徒1人1人の考え方を尊重し、彼らの立場に立って考えなければいけない。初めに私を信頼しない学生がいたが、焦って説明するのではなく、彼らが心配するのであれば安心させる努力をすればいい。教育理念は学生たちと共に成長するもの」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年12月15日