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japanese.china.org.cn | 27. 01. 2015 |
過激派組織「イスラム国」(IS)は26日、人質の湯川遙菜さんを殺害したことを認めた。後藤健二さんはまだ解放されていない。ソーシャルサイトのフェイスブックでは、数十カ国の人が「I AM KENJI」のカードを持った写真をアップし、ISに罪のない人質を殺害しないよう呼びかけた。
「I AM KENJI」の活動は、後藤健二さんの友人の西前拓さんがパリのシャルリー・エブド社襲撃事件後に多国で「I am Charlie」運動が行われたことをきっかけに始めた活動である。
西前さんは、友人がISに拘束されたことを知ってから、絶望の中で「I AM KENJI」の活動で平和を祈ることを思い立ったと話している。1月21日、西前さんは自ら「I AM KENJI」のカードを持った写真をフェイスブックにアップし、転載を求めた。西前さんは、「この活動を通して、ISが罪のない人質を殺害することは不当な行為であり、彼らにすべての国を敵に回すことは意味のない行為だと知ってもらいたい」とし、後藤健二さんの無事を祈った。
活動開始から5日で、フェイスブックでは数百人の世界各国のユーザーが「I AM KENJI」を持った写真や「I AM KENJI」と書かれた画像をアップした。
日本政府はヨルダン側に協力を呼びかけ、後藤健二さんの救出を急いでいる。安倍首相も「人命を第一に考えてヨルダンと密接に協力する」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月27日
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