イギリスの『デイリー・メール』の3月4日の報道によると、2015年間最優秀小屋大賞(Shed of the Year)の一部ノミネート作品がこのほど公開された。イギリス・エセックスのチェルムスフォードに住む男性ディレク・バーランダーさんが30年かけて造った日本庭園と茶室がノミネートされた。そのほかのノミネート作品には城、バー、ナイトクラブ、レストラン、海の家、海賊船などがある。
バーランダーさんは日本に行ったことがないが、30年かけて自宅を日本庭園に改造した。庭園の茶室には日本刀、酒樽、提灯などの日本の飾りもある。また、彼はきれいな池も造り、そこで錦鯉を飼っている。庭園には日本風の橋、高さ12メートルの滝、盆景、仏像などもある。
バーランダーさんは、「図書館の本や雑誌で日本の全てを知り、そこに載っている橋や茶室を真似て自分の日本庭園を造った」と話している。現地の建築会社からは、彼がデザインした茶室を造るには7000英ポンドかかると言われたが、自分の手でわずか1000ポンドで完成させた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月9日