「東方の真珠宝石の都」という美名を持つ雲南省瑞麗市は、中国最大で、最早く設立されたひすいと玉の取引市場の一つである。現在、貿易、加工、販売などのファンクションを一体化させた発達した真珠・宝石の産業リンケージがここに形成されており、全国各地ひいてはミャンマー、パキスタン、インドなどの国から商人を迎えている。
夜の市場を回るミャンマーの玉商人アブ(音訳)さんは、ミャンマーの首都ヤンゴンから瑞麗に来て商売を始めて半年になる。英語が話せるが、中国語はできない。