米国で近ごろ、やくざ同士の争いが繰り広げられ、再び注目を集めている。米国のやくざ文化と言えば、まず拳銃、暴力、薬物、アフリカ系米国人を思い浮かべるのではないか。米国の映画や種族差別などの影響により、やくざ文化をアフリカ系米国人と関連付ける人が多いだろう。ところが、実際は非常に複雑である。イタリアのマフィア、ロシアの「トマホーク」、ラテンアメリカ系およびベトナム、日本などの国の有名なやくざグループは米国にそれぞれの勢力範囲を築いている。そのほか、米国本土の白人、黒人、ラテンアメリカ系などの種族のやくざグループもある。報道によると、米国のやくざグループの数は2000以上もあるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月25日