AP通信によると、エアバスが開発した2人乗り用の「E-Fan2.0」の試作機が2015年パリ航空ショーに登場する。同機は時速136マイルに達し、航続時間は1時間、排出・騒音ともにゼロである。炭素繊維複合材料を用い、重さはわずか500キログラム。
この「革命的」な飛行機の長さ31フィートの翼にはリチウムポリマー電池がついており、ダブルモーターの総合効率は60キロワットである。開発コストは約2000万ユーロで、エアバスは2017年に全ての試作機の使用を開始する予定。
さらに、エアバスは4人乗りの「E-Fan4.0」を2019年に市場に導入することを計画している。ターゲットは航空学校で、将来的にリージョナルジェットを製造し、2050年までに100人乗りの電機飛行機を開発する計画である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月11日