外国メディアによると、アラビア半島と聞くと多くの人がドバイの様々な建物を思い浮かべるのではないか。幻想的で豪華な色をした人工島島ザ・ワールドやブルジュ・ハリファ、カタールの砂漠にそびえ立つワールドカップのスタジアムなどは、世界各地の写真家がカメラを向ける場所になっている。
しかし、インドの有名写真家ヤグ・ダッド氏は、グーグルマップとグーグルアースを用いるという変わった方法で多くの高速道路や道が交差する風景、広大な建築現場の写真を撮影し、『縦横交錯』という作品集を出版した。
『縦横交錯』は、これらの壮大な建築物の残酷な一面を示している。建築物の背景にはアジアの労働者の悲惨な生活が隠されており、彼らは中東地区の開発に多大な貢献をしているとわかる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月19日