サメの専門家のリッカルド・ストゥーラ・アボガドリさんは、水中でサメを間近から観察するため、サメの鼻をなでて眠らせるという得意技を持っている。
彼のこの催眠術は「海の帝王」を「優しい羊」に変えるが、万が一に備えてステンレスワイヤー入り手袋をつけている。彼は、催眠術をかける前にサメにゆっくり近づき、サメの鼻をなでて眠らせる。
リッカルドさんによると、サメが眠ったら、彼と同僚は接触を開始し、この方法でこれまでに50頭のネムリブカの観察に成功した。彼らはリッカルドさんが眠らせるときは静かにしており、うとうととしてきたら自由に写真を撮る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月4日