中国人留学生の多くの保護者がイェール大学で野菜を植え、米国人に称賛されている。イェール大学北部の雑草が生えていた荒れ地には、今やパクチーやニラなど、米国人が聞いたこともないような野菜が植えられている。この米国では極めて稀な野菜は、中国人留学生の父母が植えたものだという。イェール大学は中国の保護者によるこの行動を支持し、化学肥料などを提供した。
米メディアはさらに、記事の中で本件を取り扱い、保護者がキャンパス内で畑を作ったことを称賛した。本件がネット上で拡散すると、米国のネットユーザーも支持した。
中国人留学生の激増に伴い、定年退職し子供が恋しい両親も海外を訪れ、子供の日常生活に気を配っている。彼らは中国各地の出身だが、海外で中国人を見かけると親しみを感じる。彼らは野菜作りを好み、この活動によって多くの友人を作っている。勉強に励む子供にも、故郷の新鮮な野菜を食べさせられる。イェール大学の畑は徐々に大きくなり、現地メディアから注目された。
報道によると、これらの「外国のハーブと野菜」が植えられた畑は、イェール大学の北部に位置する。中国人留学生の激増に伴い、この雑草が満ちた荒れ地は10年間で畑に発展した。今やニラやパクチーなど、米国の一般人が聞いたこともないような野菜が生えている。
子想いの中国の保護者は米国を訪れ、子供の面倒を見ている。これらの高齢者は中国の異なる地域の出身だが、栽培という共通の趣味を持っている。子供たちがイェール大学で勉強に必死になっている間、保護者はこの畑で友人を作り、新鮮で馴染みのある野菜を食べている。
中国の保護者の中には都市部出身の人も農村部出身の人もいて、訪米して初めて野菜を植える方法を学んだ人が多い。野菜を植えたい保護者は、明文化されていない次の規定を自覚的に守る。例えば肥料を用いても良いが、殺虫剤を用いてはならない。畑を耕さない隣人にも、自分が収穫した野菜を分けて良い。外出時には、畑の手入れを手伝ってやるなどだ。誰かが引っ越すことになれば、畑を引き継いでくれる人を探す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月10日