中国中央テレビの報道によると、天津浜海新区の港で爆発が発生し、これまでに死者44人、負傷者521人が確認された。現場にはちりが散乱している。消火中に2回の爆発が発生し、消防士12人死亡し、36人と連絡が取れない状況である。現場に取り残された人もおり、現在全力で捜索・救助作業が行われている。
この爆発により大きな揺れが起き、地震台でも観測されたほどである。中国地震台の波形記録によると、1回目に記録された爆発は12日夜23時34分6秒で、ローカルマグニチュードは2.3度、TNT火薬に換算すると3トンに相当する。2回目の爆発はその30秒後で、ローカルマグニチュードは2.9度、TNT火薬換算で21トンに相当。これは小型の核兵器の爆発と同じ規模である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月13日













