クレディ・スイスは最近発表した調査報告書の中で、アップルのiPhone 6sの需要が疲弊しており、生産に向けた注文を減らしたと報告した。
同報告書によると、アップルはiPhoneの部品の注文を10%減らしたという。これは新型iPhone 6sの需要の疲弊が原因と見られる。iPhoneの今年第4四半期の生産台数は8000万台を下回り、来年第1四半期の生産台数は5500−6000万台の間になる見通しだ。クレディ・スイスはまた、2016年のiPhoneの販売台数の予想を、当初の2億4200万台から2億2200万台に下方修正し、2017年の販売は前年比6%増になると予想した。同報告書は、「当社はこの調整が、iPhone 6sと6s Plusの販売の遅れによる疲弊を反映していると判断した」とした。
しかしクレディ・スイスは投資家にアップル株の売却を推薦しておらず、「当社は今後数四半期に渡りアップル株が100−130ドルの間で小幅変動すると判断しているが、アップル株の下落は魅力的な買いのタイミングになると考えている」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月17日