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japanese.china.org.cn | 06. 12. 2015

浙江大学のスマート学食

タグ: 浙江 大学食堂 スマート


トレイが自分で料金計算? 浙江大学玉泉キャンパスの第二学生食堂に4台の「スマート清算カウンター」が取り付けられた。学生が食堂で料理を選んだ際、生産カウンターにトレイを置くと2秒で清算が完了する。もうスタッフが確認してボタンを押したりする必要はなくなった。

11月27日正午、好奇心から記者は浙江大学の学食へ行ってみた。食堂にはお昼前から学生が次々とやってくる。学生たちは列を作って好みの料理を選び、清算カウンターへ向かう。ある学生が4台の清算カウンターに料理を置いたトレイを置くと、選んだ料理の内容と価格などの情報が自動的にモニターに現れる。学生の王さんが選んだのは杭州ダックとキクラゲと青菜の炒め、ヤマイモのピリ辛炒めとごはんだ。カウンターのモニターには直ちに11.1元と表示される。王さんがカードを通すと、わずか2秒で清算が完了する。

同大学の飲食サービスセンター第二飲食センターの高主任は、取材に対し、秘密は料理の皿にあると明かす。見た目は普通の皿だが、内部にはICチップが入っており、スマート清算カウンターがICチップを読み取ることで、迅速な清算を可能にしている。

また、浙江大学飲食センターのウィチャット(中国のLINE)アカウント「浙大飲食」に登録すると、毎日の食事の消費記録が分かるだけでなく、食べた食事が何カロリーなのかも知ることができる。

王さんは「私の料理がカロリーオーバーだから、11分間走るべきだってアドバイスしている」と、料理の状況をチェックした携帯の表示を私に見せてくれた。そこには、カロリー、タンパク質、炭水化物、脂肪など、この料理のデータが表示されている。女子学生はみなスタイルを維持したいと考えており、これがあれば参考にでき、自分の食生活を管理できると彼女は話す。

カロリー計算は、浙江大学医学院公共衛生学部と飲食センターが共同で開発したもので、料理ごとにカロリーを推計した。これらデータが最終的なカロリー計算に使われている。学生たちが参考にすることで、合理的な飲食をしてもらいたいと考えてのことだ。高主任によると、スマート清算カウンターは今後も調整を続け、システムが安定した後には他の学食にも広めていくという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月6日

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