『ウォールストリート・ジャーナル』はこのほど、中国の大手検索エンジン「百度（バイドゥ）」が自動運転車の開発競争に加わり、3年以内の実用化を目指している伝えた。百度は地図マッピング（地図） データと「ディープラーニング（深層学習）」技術の優位性を生かし、検索以外の分野への進出を考えていると見られる。ディープラーニングは、コンピューターが人間の脳を模倣し大量のデータから学習するという技術。百度の無人自動車のコア技術は百度自動車の脳であり、この自動車の脳は高精度な地図、位置確認、感知、インテリジェント制御などのドライブソリューションを自動車に提供している。

現在、百度のBMW3シリーズグランツーリスモ2車種の試作車のテストが北京市郊外の高速道路で行われている。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2015年12月15日