中華全国婦女連合会、中国科学技術協会、中国国連教育科学文化機関(ユネスコ)全国委員会、ロレアル中国法人が共催する第12回「中国青年女性科学者賞」授賞式が、北京で開かれた。全国人民代表大会常務委員会副委員長、全国婦女連合会主席の沈躍躍氏、全国婦女連合会副主席、書記所第一書記の宋秀岩氏、中国科学技術協会常務副主席、書記所第一書記の尚勇氏が出席した。
重要な研究成果を手にした9人の青年女性がこの栄に浴した。9人は、中国科学技術大学物理学院教授の彭新華氏、浙江大学神経科学センター教授の胡海嵐氏、北京大学地球・空間科学学院研究員の王玲華氏、中国医学科学院腫瘍医院研究員の呉晨氏、西安電子科技大学教授の李賛氏、中国科学院大連化学物理研究所研究員の張麗華氏、南京農業大学農学院教授の郭旺珍氏、中国科学院上海薬物研究所研究員の呉蓓麗氏、第四軍医大学神経外科教授の楊倩氏。彼女たちの一部は数多くの成果で知られる科学者であり、他にも急台頭した1980年代生まれの新鋭がいる。宇宙空間の物理探査、神経細胞の基礎研究、量子計算、流星バースト通信、情緒の解読、がん予防・治療など、彼女たちは科学への信仰を胸にし、科学の力で世界をより良く変えようとしている。
38人の院士が「中国青年女性科学者賞」の審査委員会に加わった。中国科学技術協会栄誉委員、中国教育部元副部長の韋鈺氏が委員長。98部門の17人の専門家が、172人の候補者を指定。厳格な審査を経て、9人の女性科学者が過半数の得票数により、「中国青年女性科学者賞」を受賞した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月24日