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japanese.china.org.cn | 15. 01. 2016

不治の病の米国人男児「長城の写真見たい」、ネット民が写真撮影

タグ: 米国 長城の写真 ネットユーザー

 

米国人のドリアン君は、小児がんを患っている。ドリアン君の父親は、多くの人の胸を打つ内容のブログをネット上にアップした。息子の最後の願いを叶えるため、万里の長城で写真を撮影し、それにハッシュタグ 「#D-Strong(強さ)」を付けてほしいという願いを発信したのだ。この投稿は、米国から中国に伝わり、数十人の心ある中国人ネットユーザーが万里の長城に赴き、彼を励ますために写真を撮った。北京晩報が伝えた。

今年8歳になるドリアン君は、誕生から今までの年月の半分近くを、がんと闘うことに費やしてきた。彼の父親が10日ほど前に投稿したブログによると、最近のMRI検査の結果、ドリアン君の脊髄に感染症が見られ、がんも脊髄と大脳に転移しており、病院側はもはや手の施しようがない状態という。事の次第を知ったドリアン君は、帰宅し、残された最期の日々を家族と共に過ごすことを選んだ。

その10日後の午前9時半、ドリアン君の父親は、ネット上にお願いのメッセージを投稿した。父親は、息子との間で交わした生と死をめぐる会話をアップした。会話のなかで、ドリアン君は、万里の長城を話題にした。ドリアン君は、長城が世界中の人が訪れる、とても有名な場所であると認識していた。父親は、中国のネットユーザーが長城の写真を撮影し、それにハッシュタグ「D―STRONG」を付け、ネット上で息子に発信して欲しいと希望した。そうすれば、世界中の人々がドリアン君のことを知り、長城と同じように「有名」な存在になると考えたのだ。

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