スウェーデン人アーティストのセシリア・レビーさんは、使い古された紙の新しく変わった使用方法を思いついた。それは、美しい紙の芸術品を作るという方法である。
もともと製本の仕事をしていたセシリアさんは、今では本をバラバラにしてからくっつけるという作業をしている。本が好きな人はこのような行為をよく思わないかもしれないが、作品を実際に見ると、本に対する一種の愛情表現だと感じる。
セシリアさんは2009年に3Dプリント用紙で作品を作るようになり、それ以後、ティーカップや皿、器などさまざまなものを作っている。こうすることで、古本は独特かつ新しい形で引き続きストーリーを伝えることができる。
電子書籍が流行する今、セシリアさんの作品は本の魅力を伝えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月4日