2011年3月11日、日本の東北地方沖でマグニチュード9.0の地震と津波が発生し、1万6000人近くが死亡、2500人以上が行方不明になった。また、地震により東京電力の福島第1原子力発電所で放射能漏れ事故が起きた。事故発生後、発電所から半径20キロ圏内は立入禁止区域、30キロ圏内は緊急時避難準備区域に指定され、住民に外出を控えるよう呼びかけられた。あっという間に5年が経ち、発生当時の恐怖感は忘れられつつあるが、行方不明者の家族はまだ諦めておらず、できることなら放射線を浴びる危険を冒してでも立入禁止区域に入り家族を探したいと思っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月7日