桜前線の最新の動きによると、3月にも日本南部の各地で桜の満開を観測できそうだ。オンライン旅行の同程旅遊の予約データによると、日本は中国人客の間で最も人気のある海外旅行先の一つとなっており、日本での花見が春の海外旅行の人気商品になっている。
予約データによると、3−6月の訪日ツアーの予約件数は前年同期比で241%増となっている。うちツアー客が75%、個人客が25%。個人客の予約件数は、例年よりも大幅に増加している。訪日客の目的地は、年齢層によって異なる。同社のデータによると、40歳以上の中高年の観光客は、大阪・東京・京都などの伝統的な花見ルートを好む。80・90年代生まれの観光客はアニメとドラマの影響を受け、北海道や沖縄などの目的地にも注目しているが、旅行のテーマは花見が中心だ。花見シーズンの到来を控え、日本も全国民による花見の段階に入ろうとしている。多くの花見スポットが、間もなく観光客のピークを迎える。同社は観光客に対して、花見スポットの調整を検討し、開花の時間差を利用し、合理的かつ快適に花見を楽しむよう注意を促している。
業界関係者によると、今春は訪日旅行が好評を博しており、3月に出発する人気路線は旧正月の元旦から販売を開始し、一部の高級観光路線についてはすでに売り切れているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月9日