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japanese.china.org.cn | 14. 03. 2016

廃止が進む1元札:歴史を振り返る 南北で使用習慣の差

タグ: 人民元 1元札 廃止


生活において最も頻繁に使用される1元札は、流通コストを抑えるために徐々に硬貨に取って代わられる。山東省内の5つの試行都市は、1元札を市場からなくしていく「1元札の硬貨化プロジェクト」を2016年も引き続き実施する。

中国人民銀行済南支店は16年1月、1角と5角の紙幣を硬貨にしたのに続いて1月1日から山東省の青島市、棗荘市、済寧市、臨沂市、日照市の5都市で「1元札の硬貨化プロジェクト」を試験的に実施し、商業銀行に置く1元を紙幣から硬貨に切り替えることを通知した。このプロジェクトは試行都市で現在行われている。

試行都市で流通する1元札がなくなり次第、破損した紙幣を焼却処分し、市場からなくしていくという。

紙幣と硬貨の使用習慣 南北で差がある

南部で硬貨がよく使用されるのはなぜか。

これについて、市民、ネットユーザーは面白い結論を出している。

1. 南部は湿気が多く、紙幣の流通に適していない。

2. 公共サービスが発展しているため、硬貨がよく使用される。

3. 通貨製造工場の多くが沿岸部にあるため、通貨が流通した。

北部で紙幣がよく使用されるのはなぜか。

1. 北部の都市は山道が多いため、紙幣の輸送が便利。

2. 市民は紙幣を使用するのが習慣になっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月14日

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