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japanese.china.org.cn | 04. 05. 2016

スター女優の卵、撮影中の生活を追う

タグ: 役者,若い 女優 スター

彼女は94年生まれの若い役者だ。しかし精神年齢は同世代の人よりも上で、落ち着いた話しぶりで雰囲気がある。

2014年に中央戯劇学院芸能学部を卒業後、高雪児さんは一時戸惑いを感じ、居ても立ってもいられなくなった。公務員になった同級生、帰省し創業した同級生もいた。役者という職業を選んだ人は、同じクラスの中にあまりいなかった。彼女はその原因について、「メディアが芸能界のスキャンダルを伝え、みな驚かされたのだろう」と笑いながら話した。

同級生が就職するのを見ながら、高さんは東北地区の実家で落ち着いていられなくなり、北京で役者の仕事を探し始めた。彼女は駆け回りいくつかの役を勝ち取ると、この世界を認識し、成熟した態度で向き合えるようになった。

高さんは取材を受けたとき、蘇州市で児童向けのSFドラマを撮影していた。高さんは教師の役を演じていた。出演者の中には11−12歳の子役がいた。彼女は子役と親しく、彼らの「教師」に、そして生活面の「お姉さん」になった。

役者は幕裏で苦しい生活を強いられており、体力と精神力が必要だ。撮影現場からホテルが離れているのはよくあることだ。撮影時間を確保するため、役者は朝4時過ぎには起床し化粧をする。朝食は車内で食べ、撮影が思うように進まなければ深夜にようやく終了することもある。

役者は撮影以外の時間は、単調な生活を強いられる。長く家を離れなければならず、出演する機会がなくても帰ることはできない。高さんの撮影スタッフは蘇州市の市街地から遠く離れた郊外に滞在しており、周辺にはほとんど娯楽施設がない。食事をする場所さえなかなか見つからないほどだ。

そのため出演する機会がないと、高さんは寝るか本を読むことにしている。一人で過ごすことを好む彼女は、「一人でいると心を落ち着け、どうすればもっと上手に演じられるか、どこを改善すべきか考えられる。パーティーなどの娯楽活動ばかりに参加していれば、虚しい感覚が生まれやすい」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月4日

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