上海の超高層ビル「上海中心」の担当者によると、ビルの投資額は148億元に上る。最も深いところで地下5階、中国一深い超大型の個人向け保管庫の深さは地下25メートルに達する。ビルと繋がったコンクリート構造で、3万以上の金庫と24の倉庫がある。
金庫はパスワードと人工智能認証システムで確認後に開く仕組みで、その防弾ガラス扉はAK-47の機銃掃射にも耐えられる構造になっている。従業員によると、金庫には2つの扉があり、世界で初めて金庫の扉を製造したメーカーのものである。米同時多発テロ発生時、ワールドトレードセンターの地下金庫の扉も同メーカーのものであり、ビルは大破したが金庫自体はそれほど破損していなかったという。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年5月14日
