大塚国際美術館は徳島県にあり、日本百景の1つである鳴門海峡と隣り合い、とくしま88景に選定されている。ここは日本最大の市立美術館でもあり、日本最大級の常設展示スペースがある。入館料は3240円で、日本一高い。では、入館料が日本一高いこの美術館にはどのような特殊なものがあるのだろうか。
ここには世界20カ国の名画1000点以上がある。同館は大塚オーミ陶業株式会社の特殊 技術を使い、世界の名画を原寸大で陶板に焼き付けた。そのため、作品は実物と寸分も違わず、顔料の凹凸や細かい皺までも忠実に再現している。大塚国際美術館のもう1つの特徴は、今は存在しない作品の再現である。修復前のレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』などがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月24日