タイ警察が6月1日、虐待を受けているトラを助けるためにカーンチャナブリーにある「タイガーテンプル」ワット・パ・ルアンダ・ブアに押し入り、多くのトラの赤ちゃんの死体を見つけた。「タイガーテンプル」は、トラを飼育していることで動物愛護団体から非難され、タイの野生動物保護に携わる官僚たちからも違法行為だと指摘されていた。5月31日、タイの軍人、警察官、獣医、動植物公園庁の職員1000人が寺から137頭のトラを一時的な飼育施設に移した。ワット・パ・ルアンダ・ブアは動物虐待を否定し、トラの飼育に長年問題はなかったとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月3日