500メートルは電波望遠鏡の限界なのだろうか。1つの望遠鏡でさらに大きくすることは難しいが、科学者は別の方法があるとしている。その方法とは、大量の電波望遠鏡を広範囲に置き、集めた電波を総合的に分析するという方法である。これは超特大望遠鏡と同じである。世界の天文学界は、南アフリカとオーストラリアに「スクエア・キロメートル・アレイ(SKA)」を共同で建設している。名前からわかるように、この望遠鏡が収集する電波の面積は1平方キロメートルに達する。さらに、アフリカからオセアニアまでの広範囲に分布され、観測能力は既存の設備と比べ物にならないほど高くなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月6日