今年43歳の山下太さんは九州の熊本県阿蘇市に住む陶芸家である。静かな森の中にある彼の工房「阿蘇坊窯」には多くの陶芸作品が置かれている。作品はすべて阿蘇山の火山性土を使い、1200度の高温で焼成。山下さんは、「こうしてできた作品は、火山の自然の力を感じさせる」と話す。
山下さんは日常生活での体験を通して自分の感情を陶芸に込め、その作品は白・黒・灰色を基調としたものが多く、素材と形状の特徴を生かしている。現代人の生活は多種多様だが、彼の作品には物静かな雰囲気がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月2日