重慶市北碚区在住、現在無職の今年48歳の黄飛さん(仮名)は、1991年に広州市で働いていた時に深刻な薬物依存になり、親が苦労して貯めた財産を全てなくしてしまった。2003年、彼は心を痛めた父親に北碚区の強制薬物治療施設に連れて行かれ、思いがけないことにHIVウイルスに感染していることがわかり、再起不能な状態になった。2011年、重慶市北碚区科学協会はカウンセリング施設を開設し、カウンセラーと周囲の人たちのおかげで黄飛さんは生きる自信を取り戻した。彼は薬物を完全に断っただけでなく、北碚区の優秀なHIV予防・薬物防止ボランティアになり、HIV予防のPR活動に頻繁に参加している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月1日