11月30日、陝西省西安市の友誼路にある中学校近くで、子どもの勉強の面倒を見ながらカフェを経営する李さんは、1カ月かけて自分の店の中に「本の井戸」を作った。高さ6メートルのこの井戸は付近の大学生がいらなくなった参考書4トンで作られており、1トンあたりの買付額は1万元に上る。李さんは、「この井戸を作ったのは、中学1年生の子どもに本だけを読むのではなく、学んだことを現実に生かすことを覚えなければ、どれだけ本を読んでも足まといにしかならないと気づかせるため」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月1日