春節の帰省ラッシュが始まった。大部分の帰省客を鉄道運輸がカバーしている。いま高速鉄道は、春節の帰省の足として主力になりつつある。成渝(成都・重慶)高速鉄道も両都市の市民にとって人気の交通手段となっている。
2017年1月18日、成渝高速鉄道G8508 便に乗り込む客室乗務員。乗務員は彼女を含めて4人。彼女たちは列車における日常業務をこなす。成都から重慶までの運行時間は約1時間。折り返しのための停留時間は20~25分。一見、楽チンな仕事にみえるが、実際はとても大変だ。一つ一つの仕事をきちんとやるのは決して簡単ではない。
姚佳欣さんは仕事の合間に車窓に飾り付けをした。乗客に新春の温かい雰囲気を伝えるためだ。春節の帰省ラッシュについて彼女は、「私にとって今年が8回目となります。もう6年も家族と年越しの食事をしていません。今年もできなそうですね」と答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月22日