婚約者の黄夢姣さんが列車でホームに到着し、勤務中の張清華さんにサプライズをもたらした。この変わった結婚式には、豪華な宴席もこだわり抜いた装飾品もないが、同僚の祝福の声が満ちていた。
勤務終了後、同僚らが張さんのために簡素な結婚式を開いてくれた。ホームの簡素な結婚式により、新郎新婦は平凡ならざる意義を感じた。
新郎の張さんは武装警察杭州支隊第3中隊第5班班長だ。同中隊は杭州駅の春運(旧正月に伴う帰省・Uターンラッシュ)の安全保障を担当している。張さんの結婚式は23日に予定されていたが、春運の任務を遂行するため結婚休暇を自ら辞退し、式を遅らせ持ち場を守り続けた。婚約者の黄さんは張さんにサプライズをもたらそうと、22日の高速鉄道の乗車券を購入し、金華から杭州駅まで会いに来た。さらに現場で簡素な式を挙げ、同僚に二人の愛の証人になってもらった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月14日