インドの植物園に、巨大なボダイジュの木がある。遠くから見ると森のようであり、独特な風景を作り出している。
写真を見ると森のようだが、実は1本のインドボダイジュの木である。インドボダイジュ(ベンガルボダイジュ)は変わった形をしており、枝から気根が生えている。気根は土に植えると新しい幹が生え、成長していく。1本の木が占める面積は1万平方メートルに達し、木陰で1000人が休むことができる。インドではこの木は集合場所に使われ、様々な商売が行われる。
インドのアチャーヤ・ジャガディッシュ・チャンドラ・ボース植物園にあるこのインドボダイジュには250年の歴史がある。面積約1万平方メートル、直径411メートルで、3600本の気根がある。植物園はこれらの気根に沿って道路を敷設し、観光客が至近距離で観察できるようにした。この木は「大ボダイジュ」と呼ばれている。
インドのアーンドラ・プラデーシュ州にはさらに大きいボダイジュがある。そのボダイジュは面積1万9000平方メートルで、公式データによるとその樹冠は世界最大だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月8日












