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japanese.china.org.cn | 20. 02. 2017

ドバイが有人ドローンサービスを提供へ、中国製を採用

タグ: 中国製,アラブ,ドローン

 

アラブ首長国連邦は常に金には困らない国だ。このリッチな国の交通運輸部門は現在、野心あふれるプロジェクトを計画中だ。7月にドローンで乗客を運ぶサービスを提供しようとしているのだ。米メディアが伝えた。

そう、これは航空機レンタルサービスだ。ドバイ交通運輸部門は記者会見で、空飛ぶタクシーサービスの初となる試験を実施したと発表した。選ばれたのは広東億航公司が作るドローン「Ehang 184」だ。同機は2016年のCESでも展示された。

同社は最も安全でスマートなドローンを製造しようとしており、40-50キロの航続距離を強みとしている。ドバイ交通運輸部門によると、同機の最長飛行時間は約30分で、17kWのバッテリーを搭載する。50アンペアの電流であれば、4時間で充電を終えることができる。

同機の平均飛行速度は時速60キロで、最高飛行高度は3500メートル。自重は240キロで、100キロまでの人と小型のスーツケースを運ぶことができる。乗客は着席後、前方のタッチパネルで目的地を選択する。ドローンとはいえ安全面を考慮し、地上指揮管理センターが常にドローンの運行を観察する。航路を離れるなど危険が発生しても、飛行計画の順調な遂行を保証する。

重大事故が発生した場合、同機に内蔵されているチップが、最も近いエリアに着陸し乗客の安全を守るよう指示を出す。当然ながらタクシーと同じく、乗客の快適な旅行環境を整えるため、空調を内蔵している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月20日

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