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japanese.china.org.cn | 22. 03. 2017

インドネシアの硫黄採取作業員 噴火の危険がある中で過酷な作業

タグ: 世界一,仕事,残酷,火山,硫黄,採取

イギリスの『デイリー・メール』の3月20日の報道によると、ポルトガルの写真家ジョエル・サントス氏はこのほど、インドネシアのジャワ島にあるイジェン火山で硫黄を採取する作業員を撮影し、世界一楽しくない仕事で彼らが直面する残酷な現実を明らかにした。

イジェン火山で働く彼らは毎日坑道の奥で作業するため、環境が非常に悪く、平均寿命が短い。勇気ある彼らは毎日険しい岩を登り、高さ2800メートルの活火山から降りていかなければいけない。しかも、火山がいつ噴火するかもわからない。硫黄採取を行う作業員は命がけで作業をするが、収入はわずかで、1日の稼ぎは3ポンド程度しかない。12時間の交代制で勤務し、固形硫黄を分解して火口の底に運ぶのが仕事である。

また、この火山は世界最大の酸性の火口湖と一緒にできたため、火山からは毒煙も出る。しかし作業員は何の防護装備もつけていない。約200人がここで働き、1人あたり1回に75〜90キロの鉱石を運ぶ。作業員は傾斜60度の火口の縁を0.5マイル歩き、さらに坑道の底まで2マイルの距離を行かなければいけない。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月22日

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