中国鉄建港航局が建設を請け負う三亜新空港プロジェクトはこのほど、最初の工事となるII工事北護岸の1つ目の大型ケーソンの取り付けを終えた。これは同プロジェクトが重要な一歩を踏み出したことを意味する。
三亜新空港は国内初の海上空港となる。今回取り付けられるケーソンは重さ4068トンで、C45高性能コンクリートを4回に分けて流し入れて作られる。エアバッグへのエア注入、船への移動、曳航、衛星測位、水を入れて沈めるなどの作業を約26時間かけて行う。ケーソンを取り付けた後、護岸を全体的に安定させるために砂を中に詰める。この時のケーソンの重さは9600トンを超える。この工事で約4000トンの四角いケーソンを56個取り付け、最も高いものは約21.3メートル、8階建てのビルに相当する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月23日