日本は地震多発国で、1995年の阪神大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など、過去に何度も世界を驚愕させる大型地震が発生している。
地震による死傷者と財産損失を減らすため、日本人は建物に先進的な制震構造を取り入れている。
中国のあるチームはこのほど、五輪選手村の地震記念館で日本の最新の耐震技術を目にした。
小栗健一館長によると、館内には、純機械式の制震装置とダンパーで地震の揺れを緩和する2通りの制震プランが展示されている。
ダンパーは特殊な粘弾性ゴムと鋼板でできた制振装置で、日本の多くの建物に使用されている。地震発生時、建物のバランスを保ち、小規模の地震であれば地震を感じることがなく、大規模の地震でもわずかな揺れしか感じない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月23日