赤ちゃん専門カメラマンのアン・ゲデスさんはこのほど、『小さな世界』という写真集を発表した。動物や花に変身した赤ちゃんが背景と一体化した非常に可愛らしい写真が収録されている。アンさんがカメラマンになったばかりの作品を含むこれらの珍しい写真は、どれも初公開となる。
『小さな世界』はアンさんが公開する最初の赤ちゃんの写真集で、芸術作品を扱うドイツのタッシェン社が出版する。中でも、3つ子が父親の温かい手の中でぐっすり眠る白黒写真は素晴らしい。そのほかに、こぐまの格好をした双子が大きなテディベアの胸の中で丸くなる写真も印象的である。
オーストラリアで生まれたアンさんは赤ちゃん専門カメラマンになって約40年になり、彼女の写真集はこれまでに世界で1800万冊売れた。また、作品はグリーティングカードにも採用されている。彼女は赤ちゃんの弱く、小さくて可愛らしい瞬間を撮影するのが得意で、見た人を「守ってあげたい」という気持ちにさせる。
生後6カ月以下の赤ちゃんだけを撮影する理由について、アンさんは「新生児と生後6カ月以下の赤ちゃんが好き。赤ちゃんは眠ってばかりで、6〜7カ月の赤ちゃんは座れるようになったばかりで動き回らないから」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月26日