イギリスの『デイリー・メール』の3月28日の報道によると、米国人男性のキートンさんは珍しい皮膚病を患った。彼の肌は吸盤のようで物がくっつき、まるで映画『X-MEN』の「マグニートー」のようである。
キートンさんが患った皮膚病にまだ名前はない。彼は普通の人より体温が高く、毛穴が吸盤のようになっており、物をくっつけることができる。しかも、怪我をしてもすぐに治り、病気もあまりせず、老化も普通の人より遅い。あるテレビ番組で、キートンさんは頭にペットボトルをくっつけて水を注ぐという「すご技」を披露した。この「超能力」のおかげで、彼は頭に8本の缶をくっつけて10秒間維持し、「頭に最も多くの飲料用缶を吸い付ける最多記録」のギネス記録を打ち立てた。医者は、キートンさんは米国で唯一「吸引力」のある人物だと見ている。
映画で見るような彼の「超能力」は年齢とともに現れた。7歳の頃、彼はおもちゃがしょっちゅう自分の肌にくっつくことに気がついた。両親は、木登りした時に松脂が付いたのだと思ったという。ところがその後、キートンさんは自分の体にそのような能力があることに気がついた。
彼はこの能力が原因でいじめられたこともあるが、現在は仕事にし、1日に1500ドル、多い時で8000ドル稼ぐ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月30日